1.――機械――対魔法攻撃:防御バリア

「ああ、アメツキ、何やってんの」
「ああ、7−1か」
「ああ、お前、何でタメ口」
「ああ、知らん、俺は俺の道を行く」
「対魔法防御展開。ちなみにこれは外に出れん」
「ぬお! 貴様出せ」

 2.――魔法――対魔法攻撃:防御バリア

「あれ……? なんでアメツキがバリアに閉じ込められてるの?」
「1の野郎が閉じ込めやがった」
「ふーん……」
「7−2さん助けてくれませんか」
「めんどい……」
「ああ! 即答して去っていかないで!」

 3.――機械――対物理攻撃:防御バリア

「あはあははははははは!」
「うっせー! 笑うな!」
「あはははははは!」
「おい! 笑うな! 出せー!」
「ひー! 対物理防御バリア展開!」
「うおー待て待て! 二重はやばい!」
「あははははははは!」

 4.――魔法――対物理攻撃:防御バリア

「……2、見なかった?」
「……お前の兄貴、7−2は俺を見捨てて何処かへ行った」
「……そう、ごめんね」
「……悪いと思うなら、助けてくれ」
「無理」
「……即答しながら、去るなよ」
(……めんどいし)
「呟きながら、去るなよ!」

 5.――機械――対超能力:防御バリア

「なんだ? なんで7の機械系二重バリアにアメツキが小鳥の中の籠なんだ?」
「それを言うなら籠の中の小鳥だろうが」
「助けたいところだが、俺達は壊すことが得意じゃないからなぁ」
「そこをなんとかしろよ」
「ていうかお前、超能力テレポートで逃げろよ」
「あっ!」
「と気付いたところで俺の対超能力バリアをドーン!」
「あああああああああーーーーーーー!!」
「はははははははは!」

 6.――魔法――対状態異常攻撃:防御バリア

「……アメツキが…………干からびてる……」
「…………たすけ…………て」
「…………………………めんどい」
「……魔法使いに…………もう期待しねー…………」
「…………………………あー…………しにたい」
「………………勝手に死ね………………」

 7.――魔法――対特殊攻撃:防御バリア

「あれ? どうしたんだ、完璧な機械バリアに閉じ込められて。こんなの個人じゃ破れないぜ?」
「機械系の7に閉じ込められて、魔法系の7三兄弟に見捨てられた」
「あー、そうなのか」
「まともなのはお前くらいだろう。7−7。助けてくれないか」
「うーん、これ本当に完璧だぜ? 俺なんかにどうしろと?」
「アイゼンを呼んでくれ……」
「お前……首相を呼び捨てにするなって……」
「俺は俺の道を行く……」
「はあ、わかったよ。呼んできてやるよ」

 アメツキがそのバリアから出られたのは五時間後だった。

コメント

痺れ武蔵
痺れ武蔵
2007年1月22日10:12

テラワロッシュwwwwwwwww
3、4、5が好きです

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