「ポチ、さん?」
「はい。ポチです。他のプレイヤーの名前は覚えておいた方がいいですよ。覚えている限り、色々使えますので。テレパシーとか、テレポートとか」
「へぇ……詳しいですね」
「ええ、説明書を見てきたので。……もしかして、見てきていないのですか?」
「見てません」
「……結構、向こう見ずですね」
「すいません」
「いえ、それもゲームの楽しみ方の一つでしょう。少しだけ、最も大事なことだけ、教えましょうか?」
「お願いします」
「このゲームは、とことん現実(リアル)を追及したゲームです。一度死ぬと、二度とログインできません」
「そんな」
「はい、結構シビアなゲームなんです。慎重に行動した方がいいですよ。と、いうことで」
ポチさんは右手を差し出した。モーションはスムーズで、手も一見本物のグラフィック。これがバーチャルだとはとても信じられない。
「途中まで、一緒に行動しませんか。つまり、パーティです」
「はい。ポチです。他のプレイヤーの名前は覚えておいた方がいいですよ。覚えている限り、色々使えますので。テレパシーとか、テレポートとか」
「へぇ……詳しいですね」
「ええ、説明書を見てきたので。……もしかして、見てきていないのですか?」
「見てません」
「……結構、向こう見ずですね」
「すいません」
「いえ、それもゲームの楽しみ方の一つでしょう。少しだけ、最も大事なことだけ、教えましょうか?」
「お願いします」
「このゲームは、とことん現実(リアル)を追及したゲームです。一度死ぬと、二度とログインできません」
「そんな」
「はい、結構シビアなゲームなんです。慎重に行動した方がいいですよ。と、いうことで」
ポチさんは右手を差し出した。モーションはスムーズで、手も一見本物のグラフィック。これがバーチャルだとはとても信じられない。
「途中まで、一緒に行動しませんか。つまり、パーティです」
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