現れたのは、私と同じ格好をした男性だった。
やはり私と同じ装備なので、初心者だと一目で分かる。男性は私に気付くと、
「……あ、あなたも初心者ですか? アレックスさん」
と言って近付いてきた。私は少し不審を覚え、後ろに下がる。
「? 何故私のネームが?」
「ああ、メニューからも見れますけど、『ネーム:確認』と思い浮かべるだけでも、他のプレイヤーのネームは分かりますよ」
『ネーム:確認』と頭の中に思い浮かべてみる。ピッと短い電子音が鳴った後、男性の上に青いウィンドウが表示された。
ウィンドウには『ポチ』と書かれていた。
やはり私と同じ装備なので、初心者だと一目で分かる。男性は私に気付くと、
「……あ、あなたも初心者ですか? アレックスさん」
と言って近付いてきた。私は少し不審を覚え、後ろに下がる。
「? 何故私のネームが?」
「ああ、メニューからも見れますけど、『ネーム:確認』と思い浮かべるだけでも、他のプレイヤーのネームは分かりますよ」
『ネーム:確認』と頭の中に思い浮かべてみる。ピッと短い電子音が鳴った後、男性の上に青いウィンドウが表示された。
ウィンドウには『ポチ』と書かれていた。
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