66、グラス 【ぐらす】
2006年6月9日 100題 ここに、「シラセ」という名のグラスがある。
今、「世界の力」という名の液体が、シラセという名のグラスに、物凄い勢いで注がれている。
が、グラスは穴だらけで、液体の大半が流れ出ている。
液体の供給が止まることはないが、穴は広がる一方だ。
万能である「世界の力」という液体は、固体となって穴を塞ごうとするが、流れ出る勢いに中々逆らえない。
グラスにはぴしり、とヒビが入っていく。
液体の供給を止めるか、上手く穴を防ぐか、すればいいのだが、グラスにはそれができない。
もうすぐ割れて、それで、おしまい。
今、「世界の力」という名の液体が、シラセという名のグラスに、物凄い勢いで注がれている。
が、グラスは穴だらけで、液体の大半が流れ出ている。
液体の供給が止まることはないが、穴は広がる一方だ。
万能である「世界の力」という液体は、固体となって穴を塞ごうとするが、流れ出る勢いに中々逆らえない。
グラスにはぴしり、とヒビが入っていく。
液体の供給を止めるか、上手く穴を防ぐか、すればいいのだが、グラスにはそれができない。
もうすぐ割れて、それで、おしまい。
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