37、四季 【しき】
2006年5月11日 100題ある町に移った僕はニホンの四季を知る。
やはりカラッポな僕は、感動ばかりしていた
わけではなかった。
懐かしい。
何故?
スクリーンに映る、一度も見たことのない風景。
どこからか流れてくる、一度も聞いたことのない人々の声。
懐かしい。
体が覚えていた。
そんな感覚だった。
……もう少しだな。
知らない自分が言った。
やはりカラッポな僕は、感動ばかりしていた
わけではなかった。
懐かしい。
何故?
スクリーンに映る、一度も見たことのない風景。
どこからか流れてくる、一度も聞いたことのない人々の声。
懐かしい。
体が覚えていた。
そんな感覚だった。
……もう少しだな。
知らない自分が言った。
コメント